Stiller論のための二次文献の抜き書きを作っているのだが、ポチポチしか進まない。 講義ノートの方は、自転車操業というには多少余裕のあるペースで書けている。今年は学部と院の講義の内容に結びつきがあるし、これまで長崎で講義してきたことのまとめという位置づけでやっているので、これまでのように自分の嗅覚と経験だけを頼りにチャリで未知の大地を走り回っているという感じではない。 しかも、私の目論見では、このようにして踏破した領域が、あと二年を目途に書こうとしているフリッシュ論の裾野になるはずなので、講義ノートは研究ノートでもあるのだ。 実際には講義をしているうちに視界が広がって、そこにフリッシュ論を構築することができるような気がしてきただけであって、計画的に研究と教育の一致を求めたわけではない。 しかし、研究と教育との乖離というのは、大半の大学教員の悩みであるらしいから、偶然とも必然とも言えぬこの一致は非常に幸せなことであると言えるだろう。
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